2012年3月7日水曜日

インターネットで災害に備えるには (3)情報収集

もうすぐ東日本大震災から1年という事で、「インターネットで災害に備える方法」について特集しています。

前々回はインターネットラジオ前回はSkypeなどのIP電話についてお伝えしました。

いずれも普段からも使えて便利ですね。なお前回の中で「LINE」のWindows版、Mac版が出ましたので若干追記しています。ただし現状では、スマートフォン版を使っている必要があると言う事のようですね。


この震災では携帯電話、固定電話はほとんど通じず、パソコンでのメール、そしてTwitterやSNSなどで連絡を取るのが有効だった、という事は「東日本大震災で有効だった通信手段とは?」として以前にメールマガジンでもお送りした通りです。


さて今回は、災害時にネットで情報収集する方法について簡単にまとめます。


ネットで情報を得るには?

  • TwitterFacebookmixi等をチェックする

    自分や周囲の状況の発信や、家族や友人の安否の確認に使うことが出来ます。

    友人が情報の発信源となる手段、ページを教えてくれる事もあります。

    なので、普段から使い方を把握しておく事も大切ですね。

  • Twitterで、総務省消防庁 (fdma_japan) などをフォローしておく

    平時は消防庁の報道発表に関する情報が中心のアカウントですが、大規模災害時には都度、正確な情報を発信してくれます。

    他にも、神奈川県庁広報課 (kanagawapref_pr)秦野市危機管理対策 (hadanokikikanri)のような、地元の都道府県、市町村の公式アカウントをフォローしておくと良いでしょう。

  • Yahoo!やGoogleなど大手サイトの特設ページをチェックする

    Google Person Finder(現在は運用終了)など、特設ページが設けられることがあります。

災害時に怖いのは、根拠のない偽情報、デマなどです。

チェーンメール等で、終了した情報が広まり続けてしまう事もあります。

それに加担しないために、元の情報源、いつの情報か、などが分かるように伝えたいですね。


地震の速報を知るには?

緊急地震速報は、地震の発生直後に震源に近い地震計でとらえた観測データを解析して、地震の規模を推定し、各地の到達時間や震度を予測し伝える警報です。(気象庁 緊急地震速報とはより)

この情報を元に、交通機関では電車のスピードを落とす、信号を切り替える等の警戒が行われます。家庭でも、まずは火を消す、安全確保する、などの行動が求められます。

より詳しくは気象庁の「緊急地震速報について」をご覧ください。


緊急地震速報の入手方法について、気象庁の「緊急地震速報の入手方法について」というページから引用します。


緊急地震速報を知る他の方法は?

下の方法があります。



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