2011年12月10日土曜日

Windows7を買う場合の注意点は?

このブログでは、最初のテーマとして「OSにはサポート期間がある」「サポート期間が終わると、怖くて使えない」という事をお伝えしています。 前回はサポート期間が近づいてきたら、どうすればいい?という事で、Windows7にアップグレードする事や、必要な準備についてお話しました。

今回は前回の続きで、VistaをWindows7にアップグレードする場合、どのパッケージを買えばよいか、というお話をします。


例えばAmazonでWindows7製品のラインナップを見ると、まあ、たくさんあるわけですね。なんと14種類リストアップされています。

しかし良く見ると、いくつかの「組み合わせ」になっていますね。

では、詳しく見ていきましょう。


エディション:Ultimate / Professional / Home Premium

それぞれの違いはエディションとラインアップに詳しいです。機能面での違いは一般的に使われている範囲内では気にならない差だと思います。

エディションはWindows7の場合、後から「Anytime Upgradeパック」を使って変更することができます。

サポート期間は、Professional以外、Ultimateも家庭用なので2015年1月となっています。3年以上使うのであれば、Professionalを選択するか、後で上のAnytime Upgradeパックで変更するか、もうすぐ出る(はずの)Windows8にアップグレードするか、という事になります。

(※ 2012/02/20追記:Windows Vista/7のサポート期間が延長されましたの通り、家庭用も仕事用も同一の期間となり、Windows Vistaは2017年まで、7は2020年までと延長されました。

アップグレード

以前のバージョンのWindowsをお使いの場合にインストールできるものです。Vistaからのバージョンアップの場合はアップグレードを選びましょう。

サービスパック1適用済み

「サービスパック」とは、毎月の修正をまとめたものです。合わせて機能の追加や変更がある場合もあります。ちなみにサービスパック サポートページに各製品のサービスパックがまとまっています。

Windows7も最初のサービスパック「サービスパック1」が出ています。

無印の物を買っても良いのですが、後でサービスパックを適用するのは時間がかかります。なので、せっかくなら適用済みの物を選ぶと良いでしょう。


ちょっと特殊なのが下の二つですね。

Windows 7 Home Premium アップグレード版 Service Pack 1 適用済み ファミリーパックは、家庭内のPC3台までインストール可能となっています。Home Editionで良くて、複数台パソコンがある場合にオススメですね。

Windows7 Ultimate 通常版 マスターパックは、Ultimate Editionにマイクロソフト公式解説書が付属しているものです。が、この本だけでも買えるので、あまり意味が無い気もします。


そのほかにDSP版Windowsというモノがあります。

これはパソコンを自作する人や、パソコン組み立て販売業者向けのモノです。

  • パーツと一緒に買うことを前提に安くなっている物です。なので、付属のパーツを使わない場合は「ライセンス違反」となってしまいます。
  • 32ビット版と64ビット版が別売りとなっている点にも注意する点があります。

この「32ビット版と64ビット版」というのも良く分からないかも知れません。次回はこの違いについて説明します。


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