2012年1月12日木曜日

パソコン購入時の評価項目と購入方法

少し時間が空いてしまいましたが、ここ数回は「パソコンの購入方法」についてお伝えしてきました。

まだまだ伝えたい事はたくさんあるのですが、とりあえずこのテーマは今回が最後です。


さて、購入の際には、下の三つの評価すべき項目があります。

  • 性能
  • コスト(お金と手間)
  • 導入の速さ

一方、購入方法も大きく3通りがあります。上記の評価項目を踏まえながら、購入方法を見ていきましょう。

自作

部品をバラバラに買ってきて組み立てる方法で、私も事務所で使っているパソコンがまさにそれです。この文章を入力しているパソコンですね。

「性能」を最大限にしながら、そこそこの値段で入手したい人に特に向いています。

一方「そこそこの性能で良いので安く」という方には、下の理由であまり向いていないと感じます。

  • 部品の組み合わせを検討するのに手間がかかる事
  • 動作しないときの保証も難しい事
  • 高性能の部品は値段も高く、コストを下げるには限界がある事
BTO

BTOとは「Built to Order」の略で、注文後に生産する方式の事です。客の要望に合わせて仕様を変えることが出来る、という事ですね。

多くはネット上で仕様をカスタマイズ、注文できるという特徴があります。

上記で挙げた「自作」を代行する感じの所から、DELL、SONY、hpのような大手PCメーカーまで、幅があります。

「自作代行」的な業者の場合、特にデスクトップ型では「自作」と同じ部品を使う事も多く、壊れた時に自分で部品交換できるメリットがあります。

大手メーカーの場合、ノート型でもコストパフォーマンスを最適に出来るのでおすすめです。メーカー自身の延長保証を付ける事も出来ます。

全体的には、お金と手間を抑えながら、そこそこ満足のいくパソコンを入手できるので、事務作業に使う方におすすめですね。

家電店

大手メーカー製は良いのですが、画一的な仕様の物をそのまま販売しているので、性能もコストも今一つ、という感じです。

カスタマイズは不可能か、販売店でカスタマイズした場合はメーカー保証が付きません。

メリットは「非常に速く導入できること」ですね。


このブログでは「性能とコストのバランス」を重視するべき、とお伝えしてきましたが、購入する前に「何を重視すべき」なのか改めて考えておくと良いですね。

もちろん急ぎの場合は性能やコストが犠牲になるケースも多いので、時間に余裕を持って調達するのが良いと思います。

恥ずかしながら、以前とあるお仕事で、担当者様との当初の打ち合わせでは「コスト重視」との事で「時間がかかるけど安く」としていた所、その上司の方は実は「導入の速さ」を重視していた、という事で面食らった事もあります。

きちんと「重視する項目」を把握しておくことが大切、という事ですね。


さて次回からは、出先で「インターネット」を使う場合のあれこれについてお伝えしたいと思います。


[神奈川県秦野市のIT訪問サービス/ホームページ作成/ソフトウェア開発] 有限会社アイエヌシー http://www.incinc.jp/