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2012年2月20日月曜日

Windows Vista/7のサポート期間が延長されました

前回「ネットを使った情報交換についてお伝えします」としてインターネットラジオの件を取り上げたのですが、今朝米MSが個人向けVistaのサポート打ち切りを撤回、2017年まで延長という大ニュースが飛び込んできたのでお伝えします。


このブログでもWindows7を買う場合の注意点は?として家庭用Windowsと仕事用Windowsでサポート期間が異なる事をお伝えしてきましたが、今回、Windows Vista/7 ともにサポート期間がすべて共通になったわけですね。


これまでサポート期間について真面目に考慮していた方にとっては、あまり嬉しくないかも知れません。

既に Windows Vista から Windows7 に移行済みだったり、購入時もやや割高の仕事用のEditionにしていたり、コストを支払っているわけですので、割を食ってしまった感がありますね。ちょっと納得しかねますね。


その一方で、様々な理由でVistaから移行しにくかった方には朗報です。

サポート期間が終わると怖くて使えませんが、一般のユーザーにこのような認識が広まっているとはとても言えない状況です。サポートが終了しても使い続ける方が続出するのは想像に難くないので、その点は歓迎すべき事かも知れません。


ともあれ、せっかくサポート期間が延びたのですから、今後もきちんとアップデートは欠かさないようにする事をお勧めいたします。


[神奈川県秦野市のIT訪問サービス/ホームページ作成/ソフトウェア開発] 有限会社アイエヌシー http://www.incinc.jp/

2012年2月14日火曜日

インターネットで災害に備えるには (1)インターネットラジオ

さて、来月で東日本大震災から1年という事で、今回からはネットを使った情報交換についてお伝えします。

この震災では携帯電話、固定電話はほとんど通じず、メール、そしてTwitterやSNSなどで連絡を取るのが有効だった、という事は「東日本大震災で有効だった通信手段とは?」として以前にメールマガジンでもお送りした通りです。


このブログも、TwitterやFacebook、あるいはメールマガジン等を経由して見てくださっている方が大半だと思いますので、これらの便利さは今更説明するまでもないかと思います。

そこで今回は、それ以外の情報入手の方法として「インターネットラジオ」を紹介します。


インターネットラジオとは

音声データをインターネット上に載せて再生するものです。

各家庭や事務所が光回線やADSLなど高速な回線になった事と、著作権上の問題がクリアになったため、現在は普通のラジオとほとんど同じ内容を放送するサービスも登場しています。

  • ニッポン放送やFMヨコハマを含め、民放各社が参加しているradiko
  • NHKの第一、第二、FMを扱うらじる★らじる

これらはWindowsPCやMacだけでなく、スマートフォンの専用アプリケーションを通じて聞くこともできます。

なお音声データが非常に膨大な情報量を必要とすることについては、以前にメールマガジンでも「今さら聞けない、データの量の話(後編)」でお伝えした通りです。


インターネットラジオのメリット

通常のラジオと異なり、非常にクリアな音声で聞くことが出来ます。

特に私が住んでいる秦野では、丹沢の山の影響で東京方面からの電波が弱くなってしまいます。NHK FMなどはよほど大きなアンテナを立てないと聞くことが難しかったのですが、PCまたはスマートフォンとネット環境があれば聞くことが出来るわけです。ありがたいですね。

震災時のためにラジオを用意されている方も多いとは思いますが、こういう方法もあると知っておいて損はないかと思います。

なおNHKラジオのインターネット配信は震災直後の2011年3月11日から22日までの間、試験的に行われていましたが、9月1日より正式にスタートしています。【参考インターネットラジオ - WikipediaNHKネットラジオ らじる★らじる - Wikipedia


著作権の問題とは

商業的に音楽を使う際は、権利者の許諾を得て、相応の使用料を支払うなどの条件をクリアする必要があります。

ところが「電波による放送」と「インターネット上でデータを流す事」はそもそも別の事ですので、個別に許諾を得る必要があるわけです。

これでは不便ですので、2006年に放送局が番組と同時にインターネット配信する場合に限り、別々に許諾を得る必要は無いという事になりました。【参考:レコ協と芸団協、放送番組のネット利用に係る集中管理事業開始へ ニュース-ORICON STYLE-

ただし配信エリアは実際の電波が届くのと同等の範囲となっており、日本各地のラジオを一か所で聴くことはできなくなっています。また、一部の情報については配信されないようになっています。


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2012年2月3日金曜日

なぜパソコンは熱くなるの?

前回「デフラグ」ってなんですか?でも廃熱が問題になるケースをお伝えしました。

今回はなぜ熱が出るか、熱が出るとどうなるかをお伝えします。


なぜパソコンは熱を出すの?

熱を出すのは主にCPUとHDDですが、ここでは特にCPUについて説明します。

CPUの中では、電気を細かく充電、放電して「0/1」の状態を作る事で、計算処理を行っています。貯めた電気を放電するとき、その電気が熱に変わります。

このときに出る熱の量は、CPUの「クロック数(=1秒当たりの計算処理の回数)」に比例します。このクロック数は、パソコンの速度を向上するために昔から比べると飛躍的に増えていて、具体的にはPC-8801などでは4MHz(1秒当たり400万回)だったものが、最近のPCでは4GHz(1秒当たり40億回)などと1,000倍になっています。

そのため昔のパソコンなら「ほんのり温かい」程度で済んでいたのですが、最近では数十ワットと電球なみの発熱量となっています。

廃熱が追い付かず高温になりすぎると、熱による膨張で基盤が壊れたり、あるいは半導体としての特性が変わってしまったり、他の基板上の部品が劣化したり、と悪影響が出ます。

これを避けるため、大型の放熱板を付けたり、ファンを回したりして冷やすわけですね。

ゲーム機も今は同様の理由でファンが付いています。昔のファミコンなどにはファンは付いていませんが、今のPS3等ではファンの音がするはずです(しない場合は、たぶん壊れてますよ!)。


CPUを冷却できないとどうなるの?

長く使っているとファンも壊れてしまう事があり、その場合、こんな症状が生じます。

  • 極端にスローダウンします。

    過熱時に自動的に動作を遅くしてCPU自身の故障を防ぐ「サーマルプロテクション」という機能が働くためです。幸い私は経験が無いのですが、この機能が無い昔のCPUでは過熱してCPUが壊れるケースもあった模様です。

  • 操作できない、あるいは異常終了する場合もあります。

    上の機能でも間に合わず、温度が上昇し続けた場合は、自動的に電源が切れてしまいます。熱暴走と言われる現象ですね。


対処するには?

ファンや放熱板、空気取り入れ口などにゴミがついていたら掃除すると良いでしょう。また、パソコンの空気取り入れ口がモノで塞がれると冷却効率が落ちるので、隙間を開けるようにしてください。

ファンが不調という場合は、きちんと修理するなり、新品のパソコンに買い替えるなりすると良いでしょう。古いパソコンをだましだまし使っているという場合、デスクトップ型ならファンの交換は比較的簡単ですが、特にノートパソコンでは分解が大変な事もあります。この場合はノートパソコン冷却台と呼ばれる類の製品を買うと改善するかも知れません。夏場に性能が落ちるという場合にも有効です。


将来は、もっと発熱が大きくなる?

特にノートパソコンでは発熱量は限界に近いので、発熱量を上げずに性能を上げる方法が模索されています。

パソコンの「性能」はどうやって決まるの?で「複数のCPUが入ったものがある」というお話をしましたが、これもその一つです。

消費電力はクロック数に比例してしまうため、クロック数を抑えて、CPUの数を増やす事で高速化しよう、という事ですね。より詳しくはマイナビニュースのマルチコアプロセサの消費電力という記事に書いてありますが、例えば「クロックを80%に落とし、二つのCPUを動かすと、元と同じ電力のまま、理想的には0.8×2=1.6倍の処理を行う事が出来る」という事だそうです。


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2012年2月2日木曜日

「デフラグ」ってなんですか?

先日Xpのパソコンを最適な状態に設定するには?で「デフラグ」という言葉を使いましたが、今回はこれがどういう処理なのか、簡単に説明したいと思います。


デフラグはどういう処理?

パソコンの中で文書データやプログラムは、「ハードディスク」という部品の中で「ファイル」という単位で保存されています。

パソコンの「性能」はどうやって決まるの?でもお伝えしたとおり、ディスクは本棚に例えて説明しています。

本棚の中で隙間無く本が並ぶように、ディスクの中でもファイルがきれいに並んでいる‥‥という状態が理想ですが、実際には、文書の修正や、プログラム更新などで、ファイルの順序は変わってきます。

例えば元のサイズより大きくなって続きが離れた場所に置かれてしまったり、小さくなって隙間ができたり、さらにはその隙間に新しいファイルが細切れで詰め込まれてしまったり、という状態になっていくわけですね。

「断片化」「fragmentation」とは上のように細切れになってしまった状態、「フラグメント fragment」とは「断片」という意味です。

断片化すると、ひとつのファイルを読み書きするのに離れた場所を読み込む動作が必要となってしまい、起動や終了を含めてあらゆる動作が遅くなっていきます。

この断片化を解消するのが「デフラグ defrag」という処理です。ディスク上の細切れのファイルを並び替え、きれいに並んだ状態に直します。

デフラグを行うプログラムはWindowsに標準で付いてくるのですが、他にも、より少ない時間で効率よく実行するもの、使用頻度に応じてファイルの位置を効率的に並べてくれるもの、パソコンの処理が空いている時間を利用して自動的に実施するもの、有償のもの、無償のもの、様々あります。


デフラグの問題点は?

  • 時間がかかります。

    場合によっては、デフラグの完了まで、数時間かかるケースもあります。

  • 実施中、他の処理はおすすめできません。

    デフラグ自体がディスクを激しく読み書きするので、動作が非常に遅くなります。また整理している横で散らかしているような事になるので、他の処理は行わない方がよいです。

  • ディスクに負荷がかかります。

    そのため寿命を縮める事になります。特に夏場は廃熱がこもってしまう問題も出ます。パソコンのメモリが豊富だったり、元々高速なディスクを使用している場合、断片化による悪影響は少ないので、あまり頻繁に行う必要は無いでしょう。

  • SSDの場合、そもそも必要性が乏しい。

    SSDは、SDカードやUSBメモリと同様に電気的に読み書きするため、デフラグの悪影響は少ないと言われています。またHDDよりも書き換え可能な回数が少なく、デフラグはHDD以上に寿命を縮める事に繋がります。とはいえSSDでも空き領域が断片化すると速度低下するという意見もあり「より慎重に行うべき」だと思います。

弊社では訪問サービスでオススメのデフラグツールのご紹介、導入などもしております。

不明な点がありましたら、ぜひ、ご相談いただければと思います。


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2012年1月31日火曜日

PCを譲渡する際に必要な作業は?

パソコンには、ユーザー名や組織名として、ご自身の名前、会社名などの情報が記録されている事があります。

これは初めて Windows を起動したとき、セットアップ内容の一部として入力するようになっていますね。

これらの情報が残ったままのパソコンを譲渡するのは、渡す方も、渡される方も、あまりうれしくないのでは、と思います。

そこで今回は、前回のXpのパソコンを最適な状態に設定するには?に続き、Windows Xpを例に ユーザー名もリセットする手順を簡単に説明します。

少し難しい内容を含んでいるかもしれません。誤って操作するとトラブルの元ですので、くれぐれもご注意ください。


ユーザーの追加と削除

Windowsではユーザー毎に設定を分けるため「ユーザーの名前のフォルダ」の下に各種設定やドキュメントを保存する仕組みになっています。

コントロールパネルでユーザー名を変更した場合、表示上の名前は変わりますが、このフォルダ名は変更されません。

そこで、古いユーザーを削除する事を考えます。ユーザーを削除すると関連する各種設定もリセットされる事になりますが、それにより動作が快適になるケースも多々あります。

この手順は下のようになります。

  1. 新たに管理者ユーザーを作成する:

    マイクロソフト社のサポートページに書かれている通りです。なおこのブログで想定しているような小規模ネットワークの場合、ドメインは使っていないケースがほとんどでしょう。

  2. Windowsを再起動し、上で作成した新たな管理者でログオンしなおす:

    再起動せずにログアウト/ログインで新しいユーザーに切り替えた場合、古いユーザーのファイルがロックされたままとなっているので後の手順で削除できません。再起動してください。

  3. 必要に応じて、これまでのユーザーのファイルをコピーする:

    一部のアプリケーションでは、インストール時点のユーザーのスタートメニューのみ変更され、それ以降に新しく作成したユーザーのメニューは更新されない事があります。

    そこで、このようなソフトは再インストールするか、「スタートメニュー」のフォルダの内容を適切に移し替えます。

  4. 以前の管理者ユーザーを削除する:

    マイクロソフト社のサイトでは、Windows Xp のユーザーの削除手順を見つけるのが困難です。各メーカーのサポートサイトの方が詳しい手順が掲載されています。121ware.com(NEC)IBM(lenovo)のサイトのユーザーアカウントの削除方法を紹介します。

  5. ユーザーのフォルダが残っているので、手作業で削除する:

    マイクロソフトのサイトでもユーザーを削除してもマイドキュメントのターゲットフォルダが削除されないとあるとおり、削除したユーザーのファイルが残っているので手作業で削除します。


システムが記録しているユーザー名と会社名の変更

コントロールパネルの「システム」の所に、ユーザー名と組織名が表示されます。この情報も、譲渡する前に直しておきたいところです。

マイクロソフトによる説明はハウツー解説: Windows XP をインストールした後に、名前と会社名の変更についてと、タイトルも含めて自動翻訳のため非常に難解です。

代わりに日経トレンディでセットアップ時に指定した使用者名を変更するという分かりやすいページを作成していたので紹介します。


Office2003の変更

Officeにもユーザー名が記録されている事があります。

これは[OFF2003] Office 2003 で会社名とユーザー名を変更する方法の手順で確認、必要に応じて修正しておきます。


Xpのサポート終了まで800日という記事も出ていますが、パソコンの買い替えに伴って、古いパソコンを他の人に譲渡する、などという場合に参考になれば幸いです。


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2012年1月28日土曜日

Xpのパソコンを最適な状態に設定するには?

お客様から Windows Xp PC の設定をリセットするよう依頼があり、今日は他作業と並行して実施しています。

単純なリセットであればWindowsを再インストールすれば良いのですが、今回は諸般の事情で難しく、Windowsはそのまま、最適化を実行することになりました。


そこで今回は、このパソコンの最適化、高速化の作業はどういう事を含むのか、抜粋してご紹介します。


スクリーンセーバーを「無し」にする

まずはネットワークに接続されていない状態にしておいて、後の作業で悪影響が無いように、スクリーンセーバーを変更しておきます。

古いパソコンだと、スクリーンセーバーの動作にCPUの能力の100%近くを必要とする場合が多々あるためです。

昔のCRTモニタでは同じパターンが表示されていると、その部分が焼き付いてしまいます。そのためスクリーンセーバーで回避していたのですが、特に液晶の場合はバックライトの寿命を延ばす事を考えたほうが良く、作業の邪魔をさせないためにも画面出力を自動でオフする設定にしておきます。


古いプリンタのドライバの削除

長く使ってきたパソコンでは、以前のプリンタの設定が残っている事があります。

中には、プリンタの状態を監視するためのプログラムがずっと裏で動き続けている場合があります。今回はこれに該当していました。

非常に遅いパソコンなので、動くプログラムは出来るだけ少なくしておきたいところです。

なので、プリンタとそのドライバを削除、アンインストールします。


silverlightの削除

silverlightはWebなどで動きのあるコンテンツを表示するマイクロソフト製のプログラムですね。Flashと同様の位置づけのものです。

対応サイトも滅多に無いですし、削除します。

どうしても見たければもっと速いパソコンを用意した方が良いですね。

その他、不要なソフトはここでアンインストールしておきます。


Microsoft Update

ネットワークに接続してから、以前Windowsの更新方法、注意点は?でお伝えした通り、きちんとWindowsを現時点での最新の状態にしておきます。

なお今回は「.NET Framework」は不要ですので入れていません。


Adobe Reader、Flash Player、Java

Windows「以外」の脆弱性は?「Adobe Reader」の問題って何?でお伝えした通り、これらも古いバージョンのままだと危険があるので最新版にしておきます。


ウィルススキャンソフトの入れ替え

今回の場合はパソコンをまるごと別の方に譲渡するとの事ですので、ライセンス違反にならないよう入れ替えておきます。

具体的にはこれまで使っていたウィルススキャンソフトはアンインストールした上で、Microsoft Security Essentialsという無償のウィルススキャンソフトに入れ替えてスキャンしておきます。


デフラグ

HDDの中身がバラバラで速度低下を招いているので、デフラグも実施しておきます。

デフラグについてはいずれ説明します。


メモリ増設

今回のPCは512MBで、購入時はやや多めでしたが、今となっては不足していますね。

そこでBUFFALO ノートPC用増設メモリ 1GB 2枚組を購入しておきました。今回のPCはこの型番なのですが、メモリに関する注意点は?の通り、どのメモリが使えるか事前にチェックが必要ですね。


その他

不要ファイルの削除、レジストリの最適化、などを行います。


特にXpを使っている方で、まだ買い替えるのは難しい、という方の参考になれば幸いです。

もっとも、最新の7のパソコンに乗り換えた方が手早く快適になるかも知れませんね。


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2012年1月23日月曜日

1本のソフトを複数のパソコンにインストールすると、どんな罪になりますか?

「店頭でパッケージソフトを万引きするのは罪」と多くの方が理解される所だと思います。

これは窃盗罪となり10年以下の懲役または50万円以下の罰金となります。


一方、1本のソフトを複数のPCにインストールした場合、一般的には「違法コピー」となります。

これは「著作権侵害」ですので、懲役が10年以下、罰金は1000万円以下(併科あり)と、実は万引きするよりも重い罪となります。


企業で長年にわたり違法コピーをした場合どうなるかなど、非常に分かりやすくまとめられた記事をご紹介します。

Business Media 誠:会社で違法コピー、その本当の恐ろしさとは? (1/2)

なお、Office(Word、Excel含む)のパッケージ版ソフトでは「同じ方がデスクトップPCとノートPCと2台を利用する場合に限り、2台へのインストールが認められる」など例外となるケースもあります。


企業で複数のパソコンを使っているケースは多いと思いますが、知らずに違法コピーなど行わないよう、くれぐれも注意しましょう。


なお、今回の内容は以前にメールマガジンで「ソフトのライセンス」と題してお送りした内容を若干書き直したものです。もし良ければこちらもぜひご覧ください。


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2012年1月18日水曜日

Windowsトラブル対処の奥の手、「システムの復元」とは

前回は「1台のパソコンに、複数のバージョンのOfficeをインストールできますか?」という事で、可能だけど注意が必要、私は止めた方が良いと思う‥‥というお話をしました。

それでは、もし誤った順序でインストールしてしまったなど、異常が生じた場合はどうすれば良いのでしょうか?


通常は、誤ってプログラムをインストールしてしまった場合、アンインストールをすれば元に戻ります。

が、中にはアンインストールしても元通りにならないケースもあります。


そのような時に使う「奥の手」が「システムの復元」という機能です。

これを実行すると、文書ファイルなどのデータはそのまま、Windowsの実行ファイルや各種設定を以前の状態に戻すことができます。

この機能は Windows Me や Xp で搭載され、もちろん Vista や 7 にも搭載されています。

Windowsの調子が悪いとすぐに「再インストール」という方もいますが、この機能が無かった Windows95/98 の頃の癖が残ってしまっているのかも知れませんね。

Macの「Time Machine」に似ている機能ですが、データファイルも戻すかどうか、という点が異なります。ちなみにTime Machineの説明はこちら


もう少し詳しい説明

以前の状態の情報を「復元ポイント」と呼びます。

復元ポイントは定期的、あるいはWindows Updateを行ったタイミングで作成されます。

ディスクがいっぱいになると古い復元ポイントから順に削除されるので、ディスクの空き容量には余裕を持たせておいたほうが良いでしょう。


なお、この「システムの復元」の機能を実行する直前にも復元ポイントは作成されます。

これにより、誤ってシステムの復元を実行してしまった場合も、復元を実行する前の状態に戻すことができます。


注意事項

  • 「復元ポイント」は以前の状態の完全なコピーではありません。

    システムの復元を使っても完全に戻らない場合もありますので注意が必要です。

  • 「復元ポイント」はデータのバックアップではありません。

    大切なデータは別途バックアップしておく必要があります。

  • 特に、復元ポイントの前後で大きな変更をしている場合に注意が必要です。

    サービスパックやウィルス対策ソフトをインストールしていると、挙動がおかしくなる恐れがあります。

  • WordやExcelなどのOffice製品では、設定の一部を文書ファイルに保存しています。文書ファイルは復元の対象にならないので、文書ファイルに起因するトラブルはシステムの復元では直すことができません。

  • Windowsの更新プログラムも元に戻ってしまいます。安全のため、復元後にWindowsの更新を行った方が良いでしょう。(ただしこれは通常の場合で、異常の原因が Windows Update にある場合を除きます。この場合、異常を生じる更新プログラムはインストールしないよう注意する必要があります。)


システムの復元を実行するには

マイクロソフト社のサポート文書のページを紹介します。詳しくはリンク先をご覧ください。


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2012年1月17日火曜日

1台のパソコンに、複数のバージョンのOfficeをインストールできますか?

できますが、このあたりはマイクロソフトのサポートで説明されています。

簡単に説明すると「マイクロソフトでは推奨していない使い方ですが、必要な場合は古いものから順にインストールしてください」という趣旨の文書が出ています。

なので、Officeがプリインストールされているパソコンへ、古いバージョンのOfficeプログラムをインストールすることは止めたほうが賢明です。

どうしてもと言う場合は、一度新しいOfficeをアンインストールして、順番にインストールした方が良い、という事ですね。

また、Outlookについては例外で、最新のバージョンのOutlookをインストールすると古いバージョンはアンインストールされるので注意が必要です。


さらに詳しく、技術的な面から説明します。


Windowsの中では、様々な部品が共存して動作しています。これは「DLL」とか「OLE」とか呼ばれています。

これらの部品のおかげで、複数のプログラムから共通の機能を呼び出す事ができるわけですね。

この機能を使うと、WordやExcelを別のプログラムから呼び出して自動的に文書を作成できたりもします。


ところが、複数のOfficeがインストールされていると、どのバージョンのプログラムを呼び出せば良いのか、Windows が混乱してしまいます。

実際にどのバージョンのプログラムが呼び出されるかについては「複数のバージョンの Office がインストールされている場合の Office オートメーションについて」という文書に書いてありますが、「最後に起動した」あるいは「最後にインストールされた」という条件で、少々ややこしい事になっていますね。


まとめると、下のようになります。

  • 私としては、1台のパソコンに複数のOfficeプログラムをインストールすることはトラブルの元なので、強く避けるべきと考えています。
  • もしどうしても複数バージョンをインストールしたい場合は、インストール手順に気をつけるべきです。
  • Office2000やXpはサポート期限も切れているため、セキュリティの面からインストールは避けましょう。

トラブル発生時にかかる手間はリスクを考えると、最新のソフトで揃えた方が損が無いと考えますが、いかがでしょうか。


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2012年1月13日金曜日

出先でパソコンから「インターネット」を使うには?

出先でページやメールを確認、ブログの更新をしたい、という事もあると思います。

メールの確認などは携帯電話でもできたりしますが、ここではノートパソコンを外出先で使う方法についての基本をまとめます。

公衆無線LAN

商用施設や公共施設など特定の場所で無線LANの親機に接続して利用します。マクドナルドなどの飲食店、あるいは新幹線、空港の待合室などでも使うことが出来ますね。

通信速度は携帯電話に比べて、非常に高速です。(まれに非常に遅いこともあります)

多くは有償で、事前に業者への申込が必要となっています。公共施設の中には、無償で接続可能という所もある模様です。

NTTソフトバンクauをはじめ、非常に多くの業者が参入しています。 そのため「ローミングプロバイダ」という複数の業者の回線を横断的に使えるサービスを利用するのがお勧めです。

【参考:yodobashi.comのトリプレットゲート

データ通信製品

インターネットとの通信に携帯電話と同様の電波を用いる機器です。携帯電話の電波が届く場所であれば、移動中も使える事が大きなメリットです。

パソコンとの接続にUSBなどを使う製品もありますが、無線LANで接続するモバイルWiFiルータがオススメです。

データ通信専用の製品でなくても、携帯電話で通信できるものもあります。これは「テザリング」と呼ばれる機能ですね。モバイルWiFiルータと同様の事が出来るものもあります。

通信速度は、携帯電話と同程度の速度に制限されます。

データ通信を行うには、事前に通信会社と契約しておく必要があります。

また、モバイルWiFiルータは内蔵バッテリーで動作するので、バッテリー切れにも注意しましょう。

大まかには、良く行く場所が対応しているなら公衆無線LAN、電車内など移動中にも使うか対応状況が不明ならデータ通信製品、という事ですね。


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2012年1月12日木曜日

パソコン購入時の評価項目と購入方法

少し時間が空いてしまいましたが、ここ数回は「パソコンの購入方法」についてお伝えしてきました。

まだまだ伝えたい事はたくさんあるのですが、とりあえずこのテーマは今回が最後です。


さて、購入の際には、下の三つの評価すべき項目があります。

  • 性能
  • コスト(お金と手間)
  • 導入の速さ

一方、購入方法も大きく3通りがあります。上記の評価項目を踏まえながら、購入方法を見ていきましょう。

自作

部品をバラバラに買ってきて組み立てる方法で、私も事務所で使っているパソコンがまさにそれです。この文章を入力しているパソコンですね。

「性能」を最大限にしながら、そこそこの値段で入手したい人に特に向いています。

一方「そこそこの性能で良いので安く」という方には、下の理由であまり向いていないと感じます。

  • 部品の組み合わせを検討するのに手間がかかる事
  • 動作しないときの保証も難しい事
  • 高性能の部品は値段も高く、コストを下げるには限界がある事
BTO

BTOとは「Built to Order」の略で、注文後に生産する方式の事です。客の要望に合わせて仕様を変えることが出来る、という事ですね。

多くはネット上で仕様をカスタマイズ、注文できるという特徴があります。

上記で挙げた「自作」を代行する感じの所から、DELL、SONY、hpのような大手PCメーカーまで、幅があります。

「自作代行」的な業者の場合、特にデスクトップ型では「自作」と同じ部品を使う事も多く、壊れた時に自分で部品交換できるメリットがあります。

大手メーカーの場合、ノート型でもコストパフォーマンスを最適に出来るのでおすすめです。メーカー自身の延長保証を付ける事も出来ます。

全体的には、お金と手間を抑えながら、そこそこ満足のいくパソコンを入手できるので、事務作業に使う方におすすめですね。

家電店

大手メーカー製は良いのですが、画一的な仕様の物をそのまま販売しているので、性能もコストも今一つ、という感じです。

カスタマイズは不可能か、販売店でカスタマイズした場合はメーカー保証が付きません。

メリットは「非常に速く導入できること」ですね。


このブログでは「性能とコストのバランス」を重視するべき、とお伝えしてきましたが、購入する前に「何を重視すべき」なのか改めて考えておくと良いですね。

もちろん急ぎの場合は性能やコストが犠牲になるケースも多いので、時間に余裕を持って調達するのが良いと思います。

恥ずかしながら、以前とあるお仕事で、担当者様との当初の打ち合わせでは「コスト重視」との事で「時間がかかるけど安く」としていた所、その上司の方は実は「導入の速さ」を重視していた、という事で面食らった事もあります。

きちんと「重視する項目」を把握しておくことが大切、という事ですね。


さて次回からは、出先で「インターネット」を使う場合のあれこれについてお伝えしたいと思います。


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2012年1月4日水曜日

パソコンの「保証」には、種類がある??

あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。


さて、パソコンを買う時の注意という事でいくつかお話をしていますが、せっかく大枚はたいてパソコンを買っても、すぐに壊れてしまっては困ってしまいますね。

特にノートパソコンなどは外に持ち出す機会も多いですし、小さなお子さんが居る前で使う場合は水濡れや落下もよくあります。実際、私も娘に2回も壊されてしまっています。

また、税法上ではパソコンは4年で償却という事になっている事も有り、購入後にまた新品を買い直すのは難しい、というケースもあるかと思います。


そこでお勧めしたいのがパソコン購入時の「保証」ですね。

ところが、この保証にはいくつか「種類」があります。

今回は、その違いを見てみましょう。


メーカーの保証(1年間)

一般的な電化製品と同様、1年以内の通常の範囲での使用については無償でメーカーで保証してくれますす。

ただし、自分で落とした場合や水濡れなどは対象外です。

メーカーの有償保証オプション

メーカーの直販を使う場合、オプションで水濡れや落下までカバーする内容の保証を付けたり、年数を延長したり出来る場合があります。(例:ソニースタイルのワイド保証DELLコンプリートケア)

故意に壊したのでなければ期間内の修理が無償となります。また、メーカー側で本体の製造番号を把握しているため保証書を紛失していても対応可能だったりと、非常にお勧めです。

家電店の長期保証

家電店の店頭で販売されているパソコンの場合、販売店での長期保証を付けることが出来ます。(例:ヤマダ電機の5年間長期保証ノジマの保証サービス

壊れた時に一部の金額を負担する必要があるため、メーカーの保証オプションに比べると見劣りしてしまいます。

周辺機器ならカスタマイズすることも無いし、家電店で買っても良いのですが‥‥。

という事で、私のお勧めは「パソコンを買う場合は、メーカーの有償保証オプションを付ける」ですね。


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2011年12月28日水曜日

どんな形のパソコンを選ぶと良いですか?

このブログ、年内の更新は今日までで、年末年始はお休みをいただく予定です。

なお、情報処理推進機構 (IPA) http://www.ipa.go.jp/という所から、年末年始における注意喚起も出ています。IPAはという経済産業省所管の独立行政法人です。年明けの始業時にはウィルス感染など特に注意すると良いでしょう。


さて、「どういうパソコンが良いか?」という話の続きですね。

基本的なパソコンの仕組みが分かったところで、今回はパソコンの形から特徴を考えてみます。

デスクトップパソコン
  • 持ち運ぶには不向きなので、事務所内だけで使うのに適しています。
  • HDDの交換やメモリの追加など、あとで性能向上を考える場合にも適しています。
  • 以前に使っていたモニタが既にある場合、本体だけ買えば済むので非常に割安です。ただし富士通など一部のメーカーでは、モニターの接続ケーブルが特殊な事があり、この場合は使いまわすことが出来ません。困った事です。
  • 非常にコンパクトなサイズのものもあります。ただし性能が今一つになったり、その割に高くなったりする事も有ります。
ノートパソコン
  • 事務所内に限らず、出先でも使えるなど、使う場所を選ばないのが非常に魅力です。
  • デスクトップ型と違って、モニターとの配線が不要です。
  • 使用していないときはしまっておくことが出来ます。
  • 特に最近の機種は無線LANの「子機」の機能を内蔵しているので、ネットを使うのがより楽になります。ただし「親機」の設置が必要です。
一体型
実は私はあまりお勧めしていません。よほど「形が気に入った」とか「アウトレット品で安かった」というような理由が無い限り、ノート型に比べても割高になる事が多いです。
  • 通常のデスクトップパソコンと違い、次回の買い直しの時に「本体だけ」を買いなおす事が出来ません。
  • ノートパソコンと同様本体と画面のケーブルはありませんが、外に持ち出して使うのには向いていません。ケーブルの配線は一度行えば、その後でやりなおす必要は無いので、そのコストをどう考えるか、という事ですね。

デスクトップ型とノート型は「どこで、どういう目的で使いたいか」によって選ぶと良いと思います。

事務所や家の中で使う場合は、コストや性能を重視するならデスクトップ型、配線が面倒ならノート型、という事でも良いかもしれません。


というわけで、どういうパソコンを選ぶかは「目的」「コスト」「形」「性能」のどれを重要視するかによって変わってくるという事ですね。

さらに言うと、コストを重視すると通販やBTOと呼ばれる購入方法を選んだ方が良いかもしれません。この場合は「納期」という問題も生じてきます。

このBTOについてはまた後日、説明したいと思います。


それでは皆様、良いお年を!


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2011年12月27日火曜日

メモリに関する注意点は?

前回パソコンの「性能」はどうやって決まるの?では、出来るだけメモリを増やすと高速化に繋がります、という話をしました。

今回はその補足として、メモリに関する注意点を挙げます。


パソコンの型番とメモリの規格

メモリを購入する際は、事前にお使いのパソコンで使えるメモリの型番、枚数などについて、知っておく事が大切です。

パソコンメーカーのページや、バッファローやIOデータなどのメモリメーカーのページで、パソコンの型番を元に調べる事ができます。

なお「上限」とされているよりも多い容量のメモリを付けても、正常に動作しないおそれがありますので、ご注意ください。

デスクトップパソコンとノートパソコンとでは、メモリの大きさ、形状が異なります。

また、同じ形状のメモリでも、電気的な特性が違う事があります。これは速度や容量を向上するための、新しい規格が出てくるためですね。

時々「以前に使っていたパソコンのメモリを新しいパソコンに使えないか?」という質問もいただきますが、新しいパソコンは新しい規格を採用しているため、無理な場合が多いです。

増設の際、調べる手間や間違えて購入リスクを考えると、代行サービスを頼んだ方が早いかもしれませんね。

Windowsによるメモリ量の制約

パソコン本体は増設可能でも「Windowsの32ビット版と64ビット版とは? ビット数とは?」でお伝えした通り、32ビット版のWindowsでは使えるメモリの量に「約3GB」という上限があります。

ちなみに64ビット版のWindows7での上限は、Home Premiumが16GB、ProfessionalやUltimateは192GBとなっているので、問題になる事はあまり無いのでは、と思います。

そもそも増設が出来ない

特にノートパソコンでは、軽量化、低価格化のために増設が出来ない場合があります。

メモリの価格とメーカー保証

新規格のメモリの場合、登場した直後は割高という事があります。

なので、後で増設した方がお財布には優しい、というケースもあります。

一方で、メーカー直販で増設して購入した場合、増設したメモリもメーカー保証の対象に含まれる場合があります。これはメモリの不良による異常を防ぐのにとても有効です。また、間違えて増設するリスクは0になります。


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2011年12月26日月曜日

パソコンの「性能」はどうやって決まるの?

仕事をするのに、パソコンが遅いと困りますね。

では、パソコンの性能はどうやって決まるのでしょうか?


テレビで広告しているので「インテル」というメーカーの名前くらいは聞いたことがあるかも知れません。インテルが作っているのは「CPU」という、いわばパソコンの頭脳とも言える部品です。

確かに良いCPUを使えば処理は速くなります。特にWindowsが世の中に広まり始めた90年代後半は、CPUの速度の差が決定的だったので、少しでも良いCPUを選ぶことが大切でした。

しかし、パソコンの速度を決めるのはCPUだけではありません。


そこで、遠回りに思うかも知れませんが、パソコンの中でどんな風に処理が行われているか、手計算で事務作業を行う場面に例えて解説します。以前に弊社メールマガジンで「今さら聞けないPCの中身」と題してお伝えした内容を抜粋し、さらに簡単にしたものです。

CPU

これは「事務処理をする人」に相当します。

最近のパソコンでは「デュアルコア」「マルチコア」と言って、1台の中に複数のCPUが入ったものになっています。人が二人になれば、処理速度はほぼ2倍になる、というわけです。

CPUが遅いと全体的に処理が遅くなってしまいます。

遅いより速い方が良いですが、これだけで速度が決まるわけではありません。

ディスク:HDD(ハードディスク)またはSSD

資料や作成した書類が保存された書棚に相当します。

ここには「どうやってCPUが処理をするか」を書いたメモも保存されています。

実はCPUは一切暗記できないので、何かをするにはこのメモが必要になります。

容量の差ばかりが問題視されがちですが、データを取り出す速度にも差があります。

HDDは回転するディスクに、SSDはフラッシュメモリというSDカードやUSBメモリと同等の媒体に保存します。

メモリ

ディスクから出してきた資料や、これから書き込む書類を広げる「作業机」に相当します。

上でも書いた通りCPUは一切暗記できないので、必要な資料はすべて机の上に出しておく必要があります。

メモリが多いと速度の向上に役立ちます。

ではなぜ、メモリが多いと速度が速くなるのでしょう?

その関係を説明します。

  • 特に昔は、使えるメモリの量に非常に制約がありました。

    そこで、作業中のメモリの内容(机の上の文書)の一部を一時的にHDD(本棚)にしまっておく、という方法が考え出されました。(「仮想メモリ」と呼びます)。

    少ないメモリで多くのデータを利用できるメリットがありますが、データの出し入れのためHDDにアクセスする時間が非常に増えます。

    この「入れ替え作業」が生じやすいのは、操作するプログラムやウィンドウを切り替える時ですね。特に昔のWindowsをお使いの方なら、経験がおありだと思います。

  • 逆にメモリの量に余裕がある場合、使いそうなデータをあらかじめHDDから読んでメモリ上に置いておく事で、体感的な時間を短縮する機能もあります(「キャッシュ」と呼びます)。

特に扱うデータが大きな場合や、複数の仕事を頻繁に切り替える事が多い場合は、CPUよりも、メモリの量を重視した方が良いわけですね。

なお実際には、CPUがメモリからデータを読み込む速度は1秒間あたり数GB、HDDから読み込む速度は1秒当たり数十MBと、約100倍もの差があります。


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2011年12月22日木曜日

仕事で使うパソコンを買う時の注意点は?

これまでセキュリティの話ばっかりになってしまいました。もちろんセキュリティは大切な事なので随時お伝えしていきますが、そろそろ違うお話もしましょう。

という事で、今回は仕事用のパソコンを購入するときの注意点について簡単にお伝えします。


良く使うソフトや機器が使えるか、確認しておく

例えば周辺機器を使うには「ドライバ」と呼ばれる動作用のプログラムが必要です。

最新のWindowsでは以前のWindows用のドライバが動作しない事が有るので、適切なドライバが用意されているか、注意が必要です。

余計な機能、ソフトはなるべく付けない

将来、Windowsを入れ替える必要が出てきたとき、特別な機能は使えなくなる可能性が高いです。

必要な機能であれば、後で周辺機器を追加・変更して対応する事も出来るので、「あれもこれも」と欲張らず、出来るだけシンプルな構成にしておいた方が無難です。

性能に余裕を持たせる

上と少し関連しますが、余計な機能を削った分のコストで、基本的な性能に余裕を持たせておくと良いと思います。

買った時は気にならなくても、パソコンは使っていくうちにデータも増えます。それにより動作が次第に遅くなる事が良くあります。これには「後から出てきた新製品と比較されるので余計に遅く感じる」という心理的な面もあります。

「どのような性能を重視すべきか」については、いずれ取り上げたいと思います。

仕事用のWindowsにする

家庭用パソコン?ビジネス用パソコン?」でお伝えした通り、Windowsには家庭用と仕事用のエディションが用意されており、家庭用Windows搭載機の場合、特に買うタイミングによってはサポート期間が非常に短くなります。

家庭用Windowsよりも少し値段が高い事、Windows7では後でエディションの変更が簡単になっている事などもありますが、メーカー保証は「購入時の状態」が保証対象となっています。ですので、可能なら購入時からビジネス用のWindowsを選んでおくと良いでしょう。

(※ 2012/02/20追記:Windows Vista/7のサポート期間が延長されましたの通り、これらについては家庭用も仕事用も同一の期間となり、Windows Vistaは2017年まで、7は2020年までと延長されました。

メーカーの保証期間を長くする

直販メーカーの多くは「サポート期間延長」というオプションを有償で用意しています。

特にノートパソコンの場合は分解・修理が大変な上、移動中に壊れてしまうケースも多いので、付けておくと良いでしょう。

ちなみに私の場合、普通のSONY製の液晶テレビをモニターとして使用しています。私のプロフィール写真の背景で、青い画面となっているモニタがそれです。これならパソコンをバージョンアップしたからと言って、テレビが見られなくなる心配はありません。


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