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2012年3月7日水曜日

インターネットで災害に備えるには (3)情報収集

もうすぐ東日本大震災から1年という事で、「インターネットで災害に備える方法」について特集しています。

前々回はインターネットラジオ前回はSkypeなどのIP電話についてお伝えしました。

いずれも普段からも使えて便利ですね。なお前回の中で「LINE」のWindows版、Mac版が出ましたので若干追記しています。ただし現状では、スマートフォン版を使っている必要があると言う事のようですね。


この震災では携帯電話、固定電話はほとんど通じず、パソコンでのメール、そしてTwitterやSNSなどで連絡を取るのが有効だった、という事は「東日本大震災で有効だった通信手段とは?」として以前にメールマガジンでもお送りした通りです。


さて今回は、災害時にネットで情報収集する方法について簡単にまとめます。


ネットで情報を得るには?

  • TwitterFacebookmixi等をチェックする

    自分や周囲の状況の発信や、家族や友人の安否の確認に使うことが出来ます。

    友人が情報の発信源となる手段、ページを教えてくれる事もあります。

    なので、普段から使い方を把握しておく事も大切ですね。

  • Twitterで、総務省消防庁 (fdma_japan) などをフォローしておく

    平時は消防庁の報道発表に関する情報が中心のアカウントですが、大規模災害時には都度、正確な情報を発信してくれます。

    他にも、神奈川県庁広報課 (kanagawapref_pr)秦野市危機管理対策 (hadanokikikanri)のような、地元の都道府県、市町村の公式アカウントをフォローしておくと良いでしょう。

  • Yahoo!やGoogleなど大手サイトの特設ページをチェックする

    Google Person Finder(現在は運用終了)など、特設ページが設けられることがあります。

災害時に怖いのは、根拠のない偽情報、デマなどです。

チェーンメール等で、終了した情報が広まり続けてしまう事もあります。

それに加担しないために、元の情報源、いつの情報か、などが分かるように伝えたいですね。


地震の速報を知るには?

緊急地震速報は、地震の発生直後に震源に近い地震計でとらえた観測データを解析して、地震の規模を推定し、各地の到達時間や震度を予測し伝える警報です。(気象庁 緊急地震速報とはより)

この情報を元に、交通機関では電車のスピードを落とす、信号を切り替える等の警戒が行われます。家庭でも、まずは火を消す、安全確保する、などの行動が求められます。

より詳しくは気象庁の「緊急地震速報について」をご覧ください。


緊急地震速報の入手方法について、気象庁の「緊急地震速報の入手方法について」というページから引用します。


緊急地震速報を知る他の方法は?

下の方法があります。



[神奈川県秦野市のIT訪問サービス/ホームページ作成/ソフトウェア開発] 有限会社アイエヌシーhttp://www.incinc.jp/

2012年3月5日月曜日

インターネットで災害に備えるには (2)IP電話

もうすぐ東日本大震災から1年という事で、「インターネットで災害に備える方法」について特集しています。

前々回はインターネットラジオについてお伝えしました。

十分な速度の回線と電源がある場合、電波が入りにくい場所、室内でもラジオをクリアな音質で楽しめるので、普段からも使えて便利ですね。


さて今回は、インターネット経由で音声を伝える方法についてお伝えします。


この震災では携帯電話、固定電話はほとんど通じず、パソコンでのメール、そしてTwitterやSNSなどで連絡を取るのが有効だった、という事は「東日本大震災で有効だった通信手段とは?」として以前にメールマガジンでもお送りした通りです。

緊急時には、より情報の量が少なくて済む文字の方が音声よりも確実なのですね。


とはいえ、やはり「声を確認したい」という気持ちもよく分かります。

そこでインターネット経由で音声通話する方法について、平時から慣れておくと良いのではないでしょうか。


メリット・デメリットは?

これらのサービスのメリットは次のようなところですね。

  • 通話は無料もしくは非常に低料金です。
  • 海外の人とも無料で通話できます。

問題点は、データが大量となる事です。

このためDoCoMoのFOMAでは規制されて利用できないケースがある、あるいは他の回線でも携帯電話の回線では安定した通話は難しい事があります。

なので、スマートフォンの場合は無線LANが入るところで利用するのが良いでしょう。


どんなサービスがおすすめですか?

私としては一番のおすすめは今の所、利用者の多いSkype、ついでSkypeに無い機能を備えたViber、という所です。


それぞれのサービスの特徴は?

  • Skype

    インターネットでの音声通話での最大手です。

    WindowsやMacだけでなく、現在はauの携帯電話でも利用可能ですし、スマートフォン用のアプリケーションも用意されています。

    Skype同士の通話は無料の上、有料オプションで固定電話からの着信、あるいは各国の固定電話への発信も可能です。

    映像つきの会話も無料です。Skypeのために、カメラやマイクを内蔵しているパソコンを選択するのも良いでしょう。iPhone4ではフロントカメラももちろん利用できます。

    欠点は「使う前に、お互いがソフトを立ち上げておく必要がある」事ですね。事前に通話する時間を決めておくと良いでしょう。

    Skypeのビジネスモデルでは、有料オプションが収益源となっていますね。安心して使うためには、ビジネスとして継続可能か、という点も見逃せないですね。

  • Viber

    「スマートフォンが電源オフの状態でも着信通知」してくれる機能を備えている事が特徴です。

    このため、通常の電話と遜色なく使う事ができます。

    また、スマートフォンの連絡先の中から、Viber を利用している人を自動的にピックアップしてくれる点も非常に便利です。

    「電話する際、可能な相手にはViberで」とすると電話代の節約になるでしょう。

    欠点は、iPhoneまたはAndroid用という事で、WindowsやMac用のソフトが無いという事ですね。

    Viberの場合はビジネスモデルは特に無く、これから収益方法を考えるという事だそうです。

  • LINE

    一時期テレビや雑誌などで大々的に宣伝していたソフトです。そのせいでダウンロード数も相当な数になっているとの事。

    元々は装飾付きで文字メッセージを送る機能がメインで、この機能はスマートフォンではない携帯電話で利用が出来るとの事です。

    パソコン版の音声通話機能ソフトも開発中との事。(3月7日追記:Windows版、Mac版も追加されました。ただし現在の所、登録にはスマートフォン版で登録しておく必要があるそうです)

    ‥‥なのですが、大変恐縮な事に、私の周りで使っている人が居ないため、私もほとんど試せていません。

    LINEはNAVERという韓国企業が作成しています。オンラインゲーム等で有名な会社ですね。こちらもビジネスモデルはこれからの模様です。

  • FaceTime

    MacやiPhoneが相手なら、FaceTimeでビデオ通話が可能です。

    メリットは最近のiOSに最初から搭載されていて、起動が比較的簡単な事でしょう。

    欠点は、WindowsやAndroidと通話できない事、Mac OS版は有償という事ですね。

  • Google Talk

    Google Talkは、Gmailの画面上で相手とメッセージを送るものでしたが、後付けの「プラグイン」を利用することで音声通話も可能になっています。

    Windows、Mac、Linux、一部のAndoroid端末と、iPhoneのTalkatoneで使うことが出来ます。

    欠点は、やはりユーザーが少ない事ですね。


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2012年2月20日月曜日

Windows Vista/7のサポート期間が延長されました

前回「ネットを使った情報交換についてお伝えします」としてインターネットラジオの件を取り上げたのですが、今朝米MSが個人向けVistaのサポート打ち切りを撤回、2017年まで延長という大ニュースが飛び込んできたのでお伝えします。


このブログでもWindows7を買う場合の注意点は?として家庭用Windowsと仕事用Windowsでサポート期間が異なる事をお伝えしてきましたが、今回、Windows Vista/7 ともにサポート期間がすべて共通になったわけですね。


これまでサポート期間について真面目に考慮していた方にとっては、あまり嬉しくないかも知れません。

既に Windows Vista から Windows7 に移行済みだったり、購入時もやや割高の仕事用のEditionにしていたり、コストを支払っているわけですので、割を食ってしまった感がありますね。ちょっと納得しかねますね。


その一方で、様々な理由でVistaから移行しにくかった方には朗報です。

サポート期間が終わると怖くて使えませんが、一般のユーザーにこのような認識が広まっているとはとても言えない状況です。サポートが終了しても使い続ける方が続出するのは想像に難くないので、その点は歓迎すべき事かも知れません。


ともあれ、せっかくサポート期間が延びたのですから、今後もきちんとアップデートは欠かさないようにする事をお勧めいたします。


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2012年2月14日火曜日

インターネットで災害に備えるには (1)インターネットラジオ

さて、来月で東日本大震災から1年という事で、今回からはネットを使った情報交換についてお伝えします。

この震災では携帯電話、固定電話はほとんど通じず、メール、そしてTwitterやSNSなどで連絡を取るのが有効だった、という事は「東日本大震災で有効だった通信手段とは?」として以前にメールマガジンでもお送りした通りです。


このブログも、TwitterやFacebook、あるいはメールマガジン等を経由して見てくださっている方が大半だと思いますので、これらの便利さは今更説明するまでもないかと思います。

そこで今回は、それ以外の情報入手の方法として「インターネットラジオ」を紹介します。


インターネットラジオとは

音声データをインターネット上に載せて再生するものです。

各家庭や事務所が光回線やADSLなど高速な回線になった事と、著作権上の問題がクリアになったため、現在は普通のラジオとほとんど同じ内容を放送するサービスも登場しています。

  • ニッポン放送やFMヨコハマを含め、民放各社が参加しているradiko
  • NHKの第一、第二、FMを扱うらじる★らじる

これらはWindowsPCやMacだけでなく、スマートフォンの専用アプリケーションを通じて聞くこともできます。

なお音声データが非常に膨大な情報量を必要とすることについては、以前にメールマガジンでも「今さら聞けない、データの量の話(後編)」でお伝えした通りです。


インターネットラジオのメリット

通常のラジオと異なり、非常にクリアな音声で聞くことが出来ます。

特に私が住んでいる秦野では、丹沢の山の影響で東京方面からの電波が弱くなってしまいます。NHK FMなどはよほど大きなアンテナを立てないと聞くことが難しかったのですが、PCまたはスマートフォンとネット環境があれば聞くことが出来るわけです。ありがたいですね。

震災時のためにラジオを用意されている方も多いとは思いますが、こういう方法もあると知っておいて損はないかと思います。

なおNHKラジオのインターネット配信は震災直後の2011年3月11日から22日までの間、試験的に行われていましたが、9月1日より正式にスタートしています。【参考インターネットラジオ - WikipediaNHKネットラジオ らじる★らじる - Wikipedia


著作権の問題とは

商業的に音楽を使う際は、権利者の許諾を得て、相応の使用料を支払うなどの条件をクリアする必要があります。

ところが「電波による放送」と「インターネット上でデータを流す事」はそもそも別の事ですので、個別に許諾を得る必要があるわけです。

これでは不便ですので、2006年に放送局が番組と同時にインターネット配信する場合に限り、別々に許諾を得る必要は無いという事になりました。【参考:レコ協と芸団協、放送番組のネット利用に係る集中管理事業開始へ ニュース-ORICON STYLE-

ただし配信エリアは実際の電波が届くのと同等の範囲となっており、日本各地のラジオを一か所で聴くことはできなくなっています。また、一部の情報については配信されないようになっています。


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2012年2月7日火曜日

出先で電源を確保するには?

出先でIT機器を使う場合について、出先でパソコンから「インターネット」を使うには?携帯電話でTwitter、Facebook、Gmailを使うには?でお伝えしてきました。

今回は、出先で電源を用意する方法についてまとめます。


私も外出する時、携帯電話やiPhone4Sは非常によく使います。

  • 目的地までの電車の乗り換えや、地図の確認
  • スケジュールの確認
  • PC宛のメールのチェック
  • 珍しい風景など写真に撮って公開
  • 時間調整のためニュース、Twitter、Facebookの確認、ゲームなど
  • もちろん電話も

とても便利ですよね。


しかし、弱点が一つ。「電池の減りが速いこと」です。

あれこれ機能を使わなくとも、普通に持ち歩くだけで電池は減ってしまいます。

泊りがけなら宿泊先で充電できますし、車での移動ならシガーソケットから充電できます。電車で日帰りだと、訪問先で電源を使わせてくれるなら良いのですが、そうでない場合は電源を確保するための工夫が必要になってきます。


予備バッテリー

従来型の携帯電話の多くはバッテリーパックを交換できますが、iPhoneなどはバッテリーを取り外すことが出来ません。

そこで、USB出力できるバッテリーと充電ケーブルを持っておくと安心です。

私の場合は「電池内蔵でUSBで給電できる、AC充電器」を持ち歩いています。予備バッテリーだけでなく、充電器を兼ねているので非常に重宝します。Amazonでもいくつか見つける事ができますね。


それでもバッテリーが心もとない場合は?

電源を使える場所を調べておくと良いですね。

  • 喫茶室ルノアール

    比較的多くの店舗で電源と公衆無線LANを使う事が出来ます。

  • 新幹線

    多くの駅の待合室で電源と無線LANを完備していますし、JRおでかけネットの通り車内でも電源の使える席があります(小田急も電車内で充電可能だと良いのですが‥‥)。

その他、ハックスペース電源が使える喫茶店をはじめとした、ライフハッカーの「電源のあるカフェを検索するサイトまとめ」に掲載されているサイトをチェックしておくと良いと思います。

(追記:携帯電話のショップで、無料で充電をしてくれる事も有ります。例えば映画館に行く場合など、その間に預けて充電してもらう、という手も何度かやっていたりします。)


店に無断で充電した場合は?

時々ニュースにもなりますが、店側に断りなく充電する行為は犯罪です。

くれぐれも注意しましょう。

ちなみに、電気は形の無い物ですが、100年も前から窃盗と認められています。割とトリビアですね。


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2012年2月3日金曜日

なぜパソコンは熱くなるの?

前回「デフラグ」ってなんですか?でも廃熱が問題になるケースをお伝えしました。

今回はなぜ熱が出るか、熱が出るとどうなるかをお伝えします。


なぜパソコンは熱を出すの?

熱を出すのは主にCPUとHDDですが、ここでは特にCPUについて説明します。

CPUの中では、電気を細かく充電、放電して「0/1」の状態を作る事で、計算処理を行っています。貯めた電気を放電するとき、その電気が熱に変わります。

このときに出る熱の量は、CPUの「クロック数(=1秒当たりの計算処理の回数)」に比例します。このクロック数は、パソコンの速度を向上するために昔から比べると飛躍的に増えていて、具体的にはPC-8801などでは4MHz(1秒当たり400万回)だったものが、最近のPCでは4GHz(1秒当たり40億回)などと1,000倍になっています。

そのため昔のパソコンなら「ほんのり温かい」程度で済んでいたのですが、最近では数十ワットと電球なみの発熱量となっています。

廃熱が追い付かず高温になりすぎると、熱による膨張で基盤が壊れたり、あるいは半導体としての特性が変わってしまったり、他の基板上の部品が劣化したり、と悪影響が出ます。

これを避けるため、大型の放熱板を付けたり、ファンを回したりして冷やすわけですね。

ゲーム機も今は同様の理由でファンが付いています。昔のファミコンなどにはファンは付いていませんが、今のPS3等ではファンの音がするはずです(しない場合は、たぶん壊れてますよ!)。


CPUを冷却できないとどうなるの?

長く使っているとファンも壊れてしまう事があり、その場合、こんな症状が生じます。

  • 極端にスローダウンします。

    過熱時に自動的に動作を遅くしてCPU自身の故障を防ぐ「サーマルプロテクション」という機能が働くためです。幸い私は経験が無いのですが、この機能が無い昔のCPUでは過熱してCPUが壊れるケースもあった模様です。

  • 操作できない、あるいは異常終了する場合もあります。

    上の機能でも間に合わず、温度が上昇し続けた場合は、自動的に電源が切れてしまいます。熱暴走と言われる現象ですね。


対処するには?

ファンや放熱板、空気取り入れ口などにゴミがついていたら掃除すると良いでしょう。また、パソコンの空気取り入れ口がモノで塞がれると冷却効率が落ちるので、隙間を開けるようにしてください。

ファンが不調という場合は、きちんと修理するなり、新品のパソコンに買い替えるなりすると良いでしょう。古いパソコンをだましだまし使っているという場合、デスクトップ型ならファンの交換は比較的簡単ですが、特にノートパソコンでは分解が大変な事もあります。この場合はノートパソコン冷却台と呼ばれる類の製品を買うと改善するかも知れません。夏場に性能が落ちるという場合にも有効です。


将来は、もっと発熱が大きくなる?

特にノートパソコンでは発熱量は限界に近いので、発熱量を上げずに性能を上げる方法が模索されています。

パソコンの「性能」はどうやって決まるの?で「複数のCPUが入ったものがある」というお話をしましたが、これもその一つです。

消費電力はクロック数に比例してしまうため、クロック数を抑えて、CPUの数を増やす事で高速化しよう、という事ですね。より詳しくはマイナビニュースのマルチコアプロセサの消費電力という記事に書いてありますが、例えば「クロックを80%に落とし、二つのCPUを動かすと、元と同じ電力のまま、理想的には0.8×2=1.6倍の処理を行う事が出来る」という事だそうです。


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2012年2月2日木曜日

「デフラグ」ってなんですか?

先日Xpのパソコンを最適な状態に設定するには?で「デフラグ」という言葉を使いましたが、今回はこれがどういう処理なのか、簡単に説明したいと思います。


デフラグはどういう処理?

パソコンの中で文書データやプログラムは、「ハードディスク」という部品の中で「ファイル」という単位で保存されています。

パソコンの「性能」はどうやって決まるの?でもお伝えしたとおり、ディスクは本棚に例えて説明しています。

本棚の中で隙間無く本が並ぶように、ディスクの中でもファイルがきれいに並んでいる‥‥という状態が理想ですが、実際には、文書の修正や、プログラム更新などで、ファイルの順序は変わってきます。

例えば元のサイズより大きくなって続きが離れた場所に置かれてしまったり、小さくなって隙間ができたり、さらにはその隙間に新しいファイルが細切れで詰め込まれてしまったり、という状態になっていくわけですね。

「断片化」「fragmentation」とは上のように細切れになってしまった状態、「フラグメント fragment」とは「断片」という意味です。

断片化すると、ひとつのファイルを読み書きするのに離れた場所を読み込む動作が必要となってしまい、起動や終了を含めてあらゆる動作が遅くなっていきます。

この断片化を解消するのが「デフラグ defrag」という処理です。ディスク上の細切れのファイルを並び替え、きれいに並んだ状態に直します。

デフラグを行うプログラムはWindowsに標準で付いてくるのですが、他にも、より少ない時間で効率よく実行するもの、使用頻度に応じてファイルの位置を効率的に並べてくれるもの、パソコンの処理が空いている時間を利用して自動的に実施するもの、有償のもの、無償のもの、様々あります。


デフラグの問題点は?

  • 時間がかかります。

    場合によっては、デフラグの完了まで、数時間かかるケースもあります。

  • 実施中、他の処理はおすすめできません。

    デフラグ自体がディスクを激しく読み書きするので、動作が非常に遅くなります。また整理している横で散らかしているような事になるので、他の処理は行わない方がよいです。

  • ディスクに負荷がかかります。

    そのため寿命を縮める事になります。特に夏場は廃熱がこもってしまう問題も出ます。パソコンのメモリが豊富だったり、元々高速なディスクを使用している場合、断片化による悪影響は少ないので、あまり頻繁に行う必要は無いでしょう。

  • SSDの場合、そもそも必要性が乏しい。

    SSDは、SDカードやUSBメモリと同様に電気的に読み書きするため、デフラグの悪影響は少ないと言われています。またHDDよりも書き換え可能な回数が少なく、デフラグはHDD以上に寿命を縮める事に繋がります。とはいえSSDでも空き領域が断片化すると速度低下するという意見もあり「より慎重に行うべき」だと思います。

弊社では訪問サービスでオススメのデフラグツールのご紹介、導入などもしております。

不明な点がありましたら、ぜひ、ご相談いただければと思います。


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2012年1月24日火曜日

携帯電話でTwitter、Facebook、Gmailを使うには?

FacebookTwitterGmailは知っている方に連絡を取るのに、とても重宝するサービスです。

このブログも、多くの方がFacebookやTwitter経由で見てくださっていると思います(ありがとうございます!)。


さて、出先でこれらを使うには「スマートフォンが必須」と思われる方もいるかも知れませんが、従来型の携帯電話(フィーチャーフォン)から利用する事もできます。

今回は、その方法を簡単にまとめます。


Twitterの場合

  • mobile.twitter.com:公式の携帯デバイス向けサイトです。
  • モバツイ:公式サイトより先に日本語対応した携帯向けサイトです。
  • jigtwi:docomo、SoftBank向けのアプリケーションです。

これらは一例です。他のサービスについてはTwitterまとめWikiに詳しいです。


Facebookの場合

Facebookによる説明が用意されています。

要約すると「ブラウザでm.facebook.comにアクセスする」もしくは「専用の投稿用メールアドレスにメールを送る」という方法がある、という事ですね。


Gmailの場合

モバイルGmailを使う方法があります。

携帯電話のブラウザでm.google.co.jp/mailを開けばok、ですね。

Googleの説明サイトにもあるとおり、通常Gmailで使える主な機能を使うことが出来ます。


これらはいずれも出先で使えると非常に重宝するサービスですね。私も実際、iPhone3Gを使い始める以前は、普通の携帯電話でGmailを利用していました。

結果的には「iPhoneの方が圧倒的に楽に使える」と分かったのですが、「スマートフォンに乗り換えられない理由がある」という方は、まずは上のようなサービスを試してみるのも良いのではないでしょうか。


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2012年1月23日月曜日

1本のソフトを複数のパソコンにインストールすると、どんな罪になりますか?

「店頭でパッケージソフトを万引きするのは罪」と多くの方が理解される所だと思います。

これは窃盗罪となり10年以下の懲役または50万円以下の罰金となります。


一方、1本のソフトを複数のPCにインストールした場合、一般的には「違法コピー」となります。

これは「著作権侵害」ですので、懲役が10年以下、罰金は1000万円以下(併科あり)と、実は万引きするよりも重い罪となります。


企業で長年にわたり違法コピーをした場合どうなるかなど、非常に分かりやすくまとめられた記事をご紹介します。

Business Media 誠:会社で違法コピー、その本当の恐ろしさとは? (1/2)

なお、Office(Word、Excel含む)のパッケージ版ソフトでは「同じ方がデスクトップPCとノートPCと2台を利用する場合に限り、2台へのインストールが認められる」など例外となるケースもあります。


企業で複数のパソコンを使っているケースは多いと思いますが、知らずに違法コピーなど行わないよう、くれぐれも注意しましょう。


なお、今回の内容は以前にメールマガジンで「ソフトのライセンス」と題してお送りした内容を若干書き直したものです。もし良ければこちらもぜひご覧ください。


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2012年1月18日水曜日

Windowsトラブル対処の奥の手、「システムの復元」とは

前回は「1台のパソコンに、複数のバージョンのOfficeをインストールできますか?」という事で、可能だけど注意が必要、私は止めた方が良いと思う‥‥というお話をしました。

それでは、もし誤った順序でインストールしてしまったなど、異常が生じた場合はどうすれば良いのでしょうか?


通常は、誤ってプログラムをインストールしてしまった場合、アンインストールをすれば元に戻ります。

が、中にはアンインストールしても元通りにならないケースもあります。


そのような時に使う「奥の手」が「システムの復元」という機能です。

これを実行すると、文書ファイルなどのデータはそのまま、Windowsの実行ファイルや各種設定を以前の状態に戻すことができます。

この機能は Windows Me や Xp で搭載され、もちろん Vista や 7 にも搭載されています。

Windowsの調子が悪いとすぐに「再インストール」という方もいますが、この機能が無かった Windows95/98 の頃の癖が残ってしまっているのかも知れませんね。

Macの「Time Machine」に似ている機能ですが、データファイルも戻すかどうか、という点が異なります。ちなみにTime Machineの説明はこちら


もう少し詳しい説明

以前の状態の情報を「復元ポイント」と呼びます。

復元ポイントは定期的、あるいはWindows Updateを行ったタイミングで作成されます。

ディスクがいっぱいになると古い復元ポイントから順に削除されるので、ディスクの空き容量には余裕を持たせておいたほうが良いでしょう。


なお、この「システムの復元」の機能を実行する直前にも復元ポイントは作成されます。

これにより、誤ってシステムの復元を実行してしまった場合も、復元を実行する前の状態に戻すことができます。


注意事項

  • 「復元ポイント」は以前の状態の完全なコピーではありません。

    システムの復元を使っても完全に戻らない場合もありますので注意が必要です。

  • 「復元ポイント」はデータのバックアップではありません。

    大切なデータは別途バックアップしておく必要があります。

  • 特に、復元ポイントの前後で大きな変更をしている場合に注意が必要です。

    サービスパックやウィルス対策ソフトをインストールしていると、挙動がおかしくなる恐れがあります。

  • WordやExcelなどのOffice製品では、設定の一部を文書ファイルに保存しています。文書ファイルは復元の対象にならないので、文書ファイルに起因するトラブルはシステムの復元では直すことができません。

  • Windowsの更新プログラムも元に戻ってしまいます。安全のため、復元後にWindowsの更新を行った方が良いでしょう。(ただしこれは通常の場合で、異常の原因が Windows Update にある場合を除きます。この場合、異常を生じる更新プログラムはインストールしないよう注意する必要があります。)


システムの復元を実行するには

マイクロソフト社のサポート文書のページを紹介します。詳しくはリンク先をご覧ください。


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2012年1月17日火曜日

1台のパソコンに、複数のバージョンのOfficeをインストールできますか?

できますが、このあたりはマイクロソフトのサポートで説明されています。

簡単に説明すると「マイクロソフトでは推奨していない使い方ですが、必要な場合は古いものから順にインストールしてください」という趣旨の文書が出ています。

なので、Officeがプリインストールされているパソコンへ、古いバージョンのOfficeプログラムをインストールすることは止めたほうが賢明です。

どうしてもと言う場合は、一度新しいOfficeをアンインストールして、順番にインストールした方が良い、という事ですね。

また、Outlookについては例外で、最新のバージョンのOutlookをインストールすると古いバージョンはアンインストールされるので注意が必要です。


さらに詳しく、技術的な面から説明します。


Windowsの中では、様々な部品が共存して動作しています。これは「DLL」とか「OLE」とか呼ばれています。

これらの部品のおかげで、複数のプログラムから共通の機能を呼び出す事ができるわけですね。

この機能を使うと、WordやExcelを別のプログラムから呼び出して自動的に文書を作成できたりもします。


ところが、複数のOfficeがインストールされていると、どのバージョンのプログラムを呼び出せば良いのか、Windows が混乱してしまいます。

実際にどのバージョンのプログラムが呼び出されるかについては「複数のバージョンの Office がインストールされている場合の Office オートメーションについて」という文書に書いてありますが、「最後に起動した」あるいは「最後にインストールされた」という条件で、少々ややこしい事になっていますね。


まとめると、下のようになります。

  • 私としては、1台のパソコンに複数のOfficeプログラムをインストールすることはトラブルの元なので、強く避けるべきと考えています。
  • もしどうしても複数バージョンをインストールしたい場合は、インストール手順に気をつけるべきです。
  • Office2000やXpはサポート期限も切れているため、セキュリティの面からインストールは避けましょう。

トラブル発生時にかかる手間はリスクを考えると、最新のソフトで揃えた方が損が無いと考えますが、いかがでしょうか。


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2012年1月13日金曜日

出先でパソコンから「インターネット」を使うには?

出先でページやメールを確認、ブログの更新をしたい、という事もあると思います。

メールの確認などは携帯電話でもできたりしますが、ここではノートパソコンを外出先で使う方法についての基本をまとめます。

公衆無線LAN

商用施設や公共施設など特定の場所で無線LANの親機に接続して利用します。マクドナルドなどの飲食店、あるいは新幹線、空港の待合室などでも使うことが出来ますね。

通信速度は携帯電話に比べて、非常に高速です。(まれに非常に遅いこともあります)

多くは有償で、事前に業者への申込が必要となっています。公共施設の中には、無償で接続可能という所もある模様です。

NTTソフトバンクauをはじめ、非常に多くの業者が参入しています。 そのため「ローミングプロバイダ」という複数の業者の回線を横断的に使えるサービスを利用するのがお勧めです。

【参考:yodobashi.comのトリプレットゲート

データ通信製品

インターネットとの通信に携帯電話と同様の電波を用いる機器です。携帯電話の電波が届く場所であれば、移動中も使える事が大きなメリットです。

パソコンとの接続にUSBなどを使う製品もありますが、無線LANで接続するモバイルWiFiルータがオススメです。

データ通信専用の製品でなくても、携帯電話で通信できるものもあります。これは「テザリング」と呼ばれる機能ですね。モバイルWiFiルータと同様の事が出来るものもあります。

通信速度は、携帯電話と同程度の速度に制限されます。

データ通信を行うには、事前に通信会社と契約しておく必要があります。

また、モバイルWiFiルータは内蔵バッテリーで動作するので、バッテリー切れにも注意しましょう。

大まかには、良く行く場所が対応しているなら公衆無線LAN、電車内など移動中にも使うか対応状況が不明ならデータ通信製品、という事ですね。


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2012年1月12日木曜日

パソコン購入時の評価項目と購入方法

少し時間が空いてしまいましたが、ここ数回は「パソコンの購入方法」についてお伝えしてきました。

まだまだ伝えたい事はたくさんあるのですが、とりあえずこのテーマは今回が最後です。


さて、購入の際には、下の三つの評価すべき項目があります。

  • 性能
  • コスト(お金と手間)
  • 導入の速さ

一方、購入方法も大きく3通りがあります。上記の評価項目を踏まえながら、購入方法を見ていきましょう。

自作

部品をバラバラに買ってきて組み立てる方法で、私も事務所で使っているパソコンがまさにそれです。この文章を入力しているパソコンですね。

「性能」を最大限にしながら、そこそこの値段で入手したい人に特に向いています。

一方「そこそこの性能で良いので安く」という方には、下の理由であまり向いていないと感じます。

  • 部品の組み合わせを検討するのに手間がかかる事
  • 動作しないときの保証も難しい事
  • 高性能の部品は値段も高く、コストを下げるには限界がある事
BTO

BTOとは「Built to Order」の略で、注文後に生産する方式の事です。客の要望に合わせて仕様を変えることが出来る、という事ですね。

多くはネット上で仕様をカスタマイズ、注文できるという特徴があります。

上記で挙げた「自作」を代行する感じの所から、DELL、SONY、hpのような大手PCメーカーまで、幅があります。

「自作代行」的な業者の場合、特にデスクトップ型では「自作」と同じ部品を使う事も多く、壊れた時に自分で部品交換できるメリットがあります。

大手メーカーの場合、ノート型でもコストパフォーマンスを最適に出来るのでおすすめです。メーカー自身の延長保証を付ける事も出来ます。

全体的には、お金と手間を抑えながら、そこそこ満足のいくパソコンを入手できるので、事務作業に使う方におすすめですね。

家電店

大手メーカー製は良いのですが、画一的な仕様の物をそのまま販売しているので、性能もコストも今一つ、という感じです。

カスタマイズは不可能か、販売店でカスタマイズした場合はメーカー保証が付きません。

メリットは「非常に速く導入できること」ですね。


このブログでは「性能とコストのバランス」を重視するべき、とお伝えしてきましたが、購入する前に「何を重視すべき」なのか改めて考えておくと良いですね。

もちろん急ぎの場合は性能やコストが犠牲になるケースも多いので、時間に余裕を持って調達するのが良いと思います。

恥ずかしながら、以前とあるお仕事で、担当者様との当初の打ち合わせでは「コスト重視」との事で「時間がかかるけど安く」としていた所、その上司の方は実は「導入の速さ」を重視していた、という事で面食らった事もあります。

きちんと「重視する項目」を把握しておくことが大切、という事ですね。


さて次回からは、出先で「インターネット」を使う場合のあれこれについてお伝えしたいと思います。


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2011年12月28日水曜日

どんな形のパソコンを選ぶと良いですか?

このブログ、年内の更新は今日までで、年末年始はお休みをいただく予定です。

なお、情報処理推進機構 (IPA) http://www.ipa.go.jp/という所から、年末年始における注意喚起も出ています。IPAはという経済産業省所管の独立行政法人です。年明けの始業時にはウィルス感染など特に注意すると良いでしょう。


さて、「どういうパソコンが良いか?」という話の続きですね。

基本的なパソコンの仕組みが分かったところで、今回はパソコンの形から特徴を考えてみます。

デスクトップパソコン
  • 持ち運ぶには不向きなので、事務所内だけで使うのに適しています。
  • HDDの交換やメモリの追加など、あとで性能向上を考える場合にも適しています。
  • 以前に使っていたモニタが既にある場合、本体だけ買えば済むので非常に割安です。ただし富士通など一部のメーカーでは、モニターの接続ケーブルが特殊な事があり、この場合は使いまわすことが出来ません。困った事です。
  • 非常にコンパクトなサイズのものもあります。ただし性能が今一つになったり、その割に高くなったりする事も有ります。
ノートパソコン
  • 事務所内に限らず、出先でも使えるなど、使う場所を選ばないのが非常に魅力です。
  • デスクトップ型と違って、モニターとの配線が不要です。
  • 使用していないときはしまっておくことが出来ます。
  • 特に最近の機種は無線LANの「子機」の機能を内蔵しているので、ネットを使うのがより楽になります。ただし「親機」の設置が必要です。
一体型
実は私はあまりお勧めしていません。よほど「形が気に入った」とか「アウトレット品で安かった」というような理由が無い限り、ノート型に比べても割高になる事が多いです。
  • 通常のデスクトップパソコンと違い、次回の買い直しの時に「本体だけ」を買いなおす事が出来ません。
  • ノートパソコンと同様本体と画面のケーブルはありませんが、外に持ち出して使うのには向いていません。ケーブルの配線は一度行えば、その後でやりなおす必要は無いので、そのコストをどう考えるか、という事ですね。

デスクトップ型とノート型は「どこで、どういう目的で使いたいか」によって選ぶと良いと思います。

事務所や家の中で使う場合は、コストや性能を重視するならデスクトップ型、配線が面倒ならノート型、という事でも良いかもしれません。


というわけで、どういうパソコンを選ぶかは「目的」「コスト」「形」「性能」のどれを重要視するかによって変わってくるという事ですね。

さらに言うと、コストを重視すると通販やBTOと呼ばれる購入方法を選んだ方が良いかもしれません。この場合は「納期」という問題も生じてきます。

このBTOについてはまた後日、説明したいと思います。


それでは皆様、良いお年を!


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2011年12月27日火曜日

メモリに関する注意点は?

前回パソコンの「性能」はどうやって決まるの?では、出来るだけメモリを増やすと高速化に繋がります、という話をしました。

今回はその補足として、メモリに関する注意点を挙げます。


パソコンの型番とメモリの規格

メモリを購入する際は、事前にお使いのパソコンで使えるメモリの型番、枚数などについて、知っておく事が大切です。

パソコンメーカーのページや、バッファローやIOデータなどのメモリメーカーのページで、パソコンの型番を元に調べる事ができます。

なお「上限」とされているよりも多い容量のメモリを付けても、正常に動作しないおそれがありますので、ご注意ください。

デスクトップパソコンとノートパソコンとでは、メモリの大きさ、形状が異なります。

また、同じ形状のメモリでも、電気的な特性が違う事があります。これは速度や容量を向上するための、新しい規格が出てくるためですね。

時々「以前に使っていたパソコンのメモリを新しいパソコンに使えないか?」という質問もいただきますが、新しいパソコンは新しい規格を採用しているため、無理な場合が多いです。

増設の際、調べる手間や間違えて購入リスクを考えると、代行サービスを頼んだ方が早いかもしれませんね。

Windowsによるメモリ量の制約

パソコン本体は増設可能でも「Windowsの32ビット版と64ビット版とは? ビット数とは?」でお伝えした通り、32ビット版のWindowsでは使えるメモリの量に「約3GB」という上限があります。

ちなみに64ビット版のWindows7での上限は、Home Premiumが16GB、ProfessionalやUltimateは192GBとなっているので、問題になる事はあまり無いのでは、と思います。

そもそも増設が出来ない

特にノートパソコンでは、軽量化、低価格化のために増設が出来ない場合があります。

メモリの価格とメーカー保証

新規格のメモリの場合、登場した直後は割高という事があります。

なので、後で増設した方がお財布には優しい、というケースもあります。

一方で、メーカー直販で増設して購入した場合、増設したメモリもメーカー保証の対象に含まれる場合があります。これはメモリの不良による異常を防ぐのにとても有効です。また、間違えて増設するリスクは0になります。


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2011年12月26日月曜日

パソコンの「性能」はどうやって決まるの?

仕事をするのに、パソコンが遅いと困りますね。

では、パソコンの性能はどうやって決まるのでしょうか?


テレビで広告しているので「インテル」というメーカーの名前くらいは聞いたことがあるかも知れません。インテルが作っているのは「CPU」という、いわばパソコンの頭脳とも言える部品です。

確かに良いCPUを使えば処理は速くなります。特にWindowsが世の中に広まり始めた90年代後半は、CPUの速度の差が決定的だったので、少しでも良いCPUを選ぶことが大切でした。

しかし、パソコンの速度を決めるのはCPUだけではありません。


そこで、遠回りに思うかも知れませんが、パソコンの中でどんな風に処理が行われているか、手計算で事務作業を行う場面に例えて解説します。以前に弊社メールマガジンで「今さら聞けないPCの中身」と題してお伝えした内容を抜粋し、さらに簡単にしたものです。

CPU

これは「事務処理をする人」に相当します。

最近のパソコンでは「デュアルコア」「マルチコア」と言って、1台の中に複数のCPUが入ったものになっています。人が二人になれば、処理速度はほぼ2倍になる、というわけです。

CPUが遅いと全体的に処理が遅くなってしまいます。

遅いより速い方が良いですが、これだけで速度が決まるわけではありません。

ディスク:HDD(ハードディスク)またはSSD

資料や作成した書類が保存された書棚に相当します。

ここには「どうやってCPUが処理をするか」を書いたメモも保存されています。

実はCPUは一切暗記できないので、何かをするにはこのメモが必要になります。

容量の差ばかりが問題視されがちですが、データを取り出す速度にも差があります。

HDDは回転するディスクに、SSDはフラッシュメモリというSDカードやUSBメモリと同等の媒体に保存します。

メモリ

ディスクから出してきた資料や、これから書き込む書類を広げる「作業机」に相当します。

上でも書いた通りCPUは一切暗記できないので、必要な資料はすべて机の上に出しておく必要があります。

メモリが多いと速度の向上に役立ちます。

ではなぜ、メモリが多いと速度が速くなるのでしょう?

その関係を説明します。

  • 特に昔は、使えるメモリの量に非常に制約がありました。

    そこで、作業中のメモリの内容(机の上の文書)の一部を一時的にHDD(本棚)にしまっておく、という方法が考え出されました。(「仮想メモリ」と呼びます)。

    少ないメモリで多くのデータを利用できるメリットがありますが、データの出し入れのためHDDにアクセスする時間が非常に増えます。

    この「入れ替え作業」が生じやすいのは、操作するプログラムやウィンドウを切り替える時ですね。特に昔のWindowsをお使いの方なら、経験がおありだと思います。

  • 逆にメモリの量に余裕がある場合、使いそうなデータをあらかじめHDDから読んでメモリ上に置いておく事で、体感的な時間を短縮する機能もあります(「キャッシュ」と呼びます)。

特に扱うデータが大きな場合や、複数の仕事を頻繁に切り替える事が多い場合は、CPUよりも、メモリの量を重視した方が良いわけですね。

なお実際には、CPUがメモリからデータを読み込む速度は1秒間あたり数GB、HDDから読み込む速度は1秒当たり数十MBと、約100倍もの差があります。


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2011年12月22日木曜日

仕事で使うパソコンを買う時の注意点は?

これまでセキュリティの話ばっかりになってしまいました。もちろんセキュリティは大切な事なので随時お伝えしていきますが、そろそろ違うお話もしましょう。

という事で、今回は仕事用のパソコンを購入するときの注意点について簡単にお伝えします。


良く使うソフトや機器が使えるか、確認しておく

例えば周辺機器を使うには「ドライバ」と呼ばれる動作用のプログラムが必要です。

最新のWindowsでは以前のWindows用のドライバが動作しない事が有るので、適切なドライバが用意されているか、注意が必要です。

余計な機能、ソフトはなるべく付けない

将来、Windowsを入れ替える必要が出てきたとき、特別な機能は使えなくなる可能性が高いです。

必要な機能であれば、後で周辺機器を追加・変更して対応する事も出来るので、「あれもこれも」と欲張らず、出来るだけシンプルな構成にしておいた方が無難です。

性能に余裕を持たせる

上と少し関連しますが、余計な機能を削った分のコストで、基本的な性能に余裕を持たせておくと良いと思います。

買った時は気にならなくても、パソコンは使っていくうちにデータも増えます。それにより動作が次第に遅くなる事が良くあります。これには「後から出てきた新製品と比較されるので余計に遅く感じる」という心理的な面もあります。

「どのような性能を重視すべきか」については、いずれ取り上げたいと思います。

仕事用のWindowsにする

家庭用パソコン?ビジネス用パソコン?」でお伝えした通り、Windowsには家庭用と仕事用のエディションが用意されており、家庭用Windows搭載機の場合、特に買うタイミングによってはサポート期間が非常に短くなります。

家庭用Windowsよりも少し値段が高い事、Windows7では後でエディションの変更が簡単になっている事などもありますが、メーカー保証は「購入時の状態」が保証対象となっています。ですので、可能なら購入時からビジネス用のWindowsを選んでおくと良いでしょう。

(※ 2012/02/20追記:Windows Vista/7のサポート期間が延長されましたの通り、これらについては家庭用も仕事用も同一の期間となり、Windows Vistaは2017年まで、7は2020年までと延長されました。

メーカーの保証期間を長くする

直販メーカーの多くは「サポート期間延長」というオプションを有償で用意しています。

特にノートパソコンの場合は分解・修理が大変な上、移動中に壊れてしまうケースも多いので、付けておくと良いでしょう。

ちなみに私の場合、普通のSONY製の液晶テレビをモニターとして使用しています。私のプロフィール写真の背景で、青い画面となっているモニタがそれです。これならパソコンをバージョンアップしたからと言って、テレビが見られなくなる心配はありません。


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2011年12月21日水曜日

「Adobe Reader」の問題って何?

これまで、Windowsのセキュリティ面を中心にお話していますが、やはりと言うか「4割はAdobe Reader未更新、2割は対策ソフトなし――危険な実態が判明」というニュースが出てきました。

対策ソフトについては前回「セキュリティソフトの注意点は?」でお伝えした通り、個人や小規模事業所なら無料で使えるソフトがあるので、ぜひ導入をおすすめします。古い、非力なパソコンでもなんとか動きますよ。


さて、今回は Adobe Readerについてです。

Windows「以外」の脆弱性は?」でも少し取り上げましたが、あらためて、お客様からよく尋ねられる事をまとめます。


「Adobe Reader」って、何に使うの?

Adobe Reader は「PDFファイル」を開くのに使うソフトです。

最近は多くのソフトの取り扱い説明書がPDFファイルになっていたりしますね。

インストールした覚えは無いけど?

各ソフトに付属のマニュアルを開くなどの目的で、特に普通に家電店で売っているメーカー製パソコンの多くは、最初からインストールされています。

自動更新されないの?

自動更新機能が付いたのは、2010年4月に発表された「バージョン9.3.2および8.2.2」です。これより古いバージョンには自動更新機能はありません(参考:Adobe Reader/Acrobatが定例アップデート、自動更新機能も有効に -INTERNET Watch)。

「ここ数年、パソコンを買い替えていない」という方は、自動更新機能の無い、古いバージョンのままかも知れません。

なんで脆弱性が多いの?

機能が豊富で複雑すぎる事や、古いファイルとの互換性を保つために構造を一新できない事が問題だと言われています。

どんな風に攻撃されますか?

知人からメールにPDFファイルが添付されて送られてくる、という攻撃があります。

「見積書です」とか「資料です」とか、中身を見るようにメッセージが書いてあるわけですね。

知人からのメールで、しかも実行ファイルではないので安心して開けると、攻撃が成功して、乗っ取られてしまいます。

これは、すでに乗っ取りに成功したパソコンを踏み台にして、さらにその知り合いに攻撃を広めていく、という手口です。

感染しているかどうかは、一見しても分かりません。

セキュリティソフトがあれば大丈夫では?

特に「ガンブラー」という攻撃では、多くのセキュリティソフトが問題を認識する前に攻撃ファイルが出回っていました。

また、セキュリティソフトが警告していても、ユーザー自身が「PDFファイルを開く」という動作を許可してしまうケースもあります。

一見、普通に使えているので問題に気が付かない、という事ですね。

「セキュリティソフトなんかなくても大丈夫」と言う方をたまに見かけますが、非常に恐ろしい状態だ、という事は知っておいた方が良いと思います。


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2011年12月19日月曜日

セキュリティソフトの注意点は?

これまで、Windowsのセキュリティ面を中心にお話しています。前回は「サポート期間を過ぎても、セキュリティソフトがあれば良いのでは?」という事で「セキュリティソフトだけでは危険がある」という事をお伝えしました。


逆に、うっかり更新を忘れてしまう場合もあると思いますので、セキュリティソフトと両方あると安心です。

では、セキュリティソフトを使うにはどういう点を注意すればよいか、そのポイントをお伝えしたいと思います。

安全性

セキュリティソフトはデータやプログラムにウィルスが含まれていないか、自動的に判定しています。

なるべく100%正確に判定できる事、誤検出はトラブルが少ない事、新型ウィルスにも早めに対応できる事が大切です。

軽さ

セキュリティソフトは、通常のパソコン作業の裏でウィルスを検出する動作をします。

ソフトによっては、この動作が非常に重くなってしまう事があります。「安全だけど快適に使えない」では困ってしまいますね。

更新期間

最新のウィルスに対応するための更新する機能があります。が、更新できる期間にはやはり限度があります。

更新期間を過ぎていると、新しいウィルスが出てきても検出できません。期間を過ぎたまま使うのはとても危険です。。

台数と価格

うれしい事に、1本のソフトで複数のパソコンにインストール可能となっているものが多くあります。他のソフトと異なる点ですね。

1台あたりいくらになるか、も確認すると良いでしょう。


これを踏まえて、現在私がおすすめしているのは、下の二つです。

ノートン インターネットセキュリティ

以前から家電店で「マカフィー」「ウィルスバスター」と並んで売られていますが、その中で非常に動作が軽いのでお勧めです。

以前使っていた方は「重い」という印象があるかと思いますが、2008年バージョン以降は非常に軽くなりました。

Microsoft Security Essentials

「有償のソフトを用意するのはちょっと‥‥」という方向けです。ノートンに比べると少し重たいですが、個人や小規模ビジネスであれば無償で使用できます。


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2011年12月16日金曜日

サポート期間を過ぎても、セキュリティソフトがあれば良いのでは?

これまで、「OSにはサポート期間がある」「サポート期間が終わると、怖くて使えない」という事をお伝えしています。前回は「Windows「以外」の脆弱性は?」という事で、他に気を付けるべき項目について簡単にお伝えしました。

前日Windowsの更新方法、注意点は?という記事の中で「Internet Explorerは自動的にバージョンアップされない」という事を書いたばかりなのですが、自動的にバージョンアップされるように改められるそうです(元情報)。

ホームページ制作のお仕事では、IE6のおかしな動作、不便さに非常に困る事が多いので助かる面もあります。が、一部のWebサービスが動作しなくなる恐れもあります。注意しましょう。


さて、今日の本題です。

時々、「サポート期間が過ぎても、ウィルススキャンソフトがあれば大丈夫では?」とご質問を受ける事もあります。


結論から言うと、やはりそれでは危険があります。


よく、セキュリティの問題は「ご自宅の鍵」に例えてお話します。

ご自宅のドアを勝手に開けられたら大変困る事と思います。 しかし、「サムターン回し」という方法を使うと、鍵をかけていてもドアを開けて侵入できてしまう事が知られています。

「脆弱性がある」とは、そのような状態を指します。

現実のドアの場合は近所の人の目があったりして難しいですが、パソコンの中では黙って実行されてしまいます。


そして一方「ウィルススキャンソフト」は監視カメラで入り口を見張っているイメージですね。もちろん、無いよりはあった方が良いですが、「鍵が役に立たない」という危険な状態なのに、監視カメラだけで安全性を確保しよう、というのは問題があります。

例えば万が一、カメラも不調になった場合に非常に危険です。ウィルススキャンソフトも、多くの場合は防いでくれますが、100%ではありません。


大半のウィルスは弱い所、問題のあるところを狙うので、事前に問題のあるところを入れ替えて置けば良いわけです。

実際の家の鍵を交換するのは大変ですが、ソフトウェアの入れ替えは容易で、しかも無料で配布してくれています。ぜひ更新はきちんとしておきましょう。


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